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房州びわと山の幸 福原農園は贈答用の房州びわを無農薬栽培している千葉県南房総市富浦町の房州びわ専業農家です。

耐火煉瓦で庭にピザ窯を作りました。


2018年、耐火煉瓦を積んで、庭にピザ窯を作ってみました。耐火セメントなどで接着していないため、組み立てにかかった時間は2時間ほどだと思います。完成までの様子を紹介していきます。

1.ピザ窯の構造決定、材料手配

ピザ窯作成にあたってまず最初に行ったことは、ピザ窯を実際に手作りした農園にピザ焼き体験に行くことでした。調布のブドウ農園で、収穫した農作物を使って庭にあるピザ窯で野菜を使ったピザ、フルーツピザなどを焼いて食べました。ピザに焼き目を付けるコツなども学びました。次に窯作りの本を買ってピザ窯の構造を勉強しました。炭を焼く部屋とピザを焼く部屋が同じタイプと、部屋が上下2層に分かれたタイプの、大きく2タイプに分けられることが分かりました。構造が少し複雑になりますが、2層式の方がピザを焼くときに面倒ではなさそうなので、2層式のピザ窯を作る事に決め、材料をホームセンター(パワーコメリ)でそろえました。購入したのは、大判のコンクリート板3枚、耐火煉瓦(大判)5枚、耐火煉瓦120個、煙突用のパーツ1個です。



2.土台作成


ビザ窯を設置する場所を簡単に整地して、昔、土台で使われていた四角い石をコの字型に置きました。その上に大判のコンクリートを3枚載せ、石との間に砕いた植木鉢の破片を入れ、水平を取りました。水平を取るのにスマホのアプリを使いました。コンクリート板の下は物入れで、上は炭を燃やす部屋になります。

3.ピザ窯組立

土台の上に耐火煉瓦をコの字型に3段積み、その上に大判の耐火煉瓦3枚を積んで、炭を燃やす部屋を作りました。写真には写っていませんが、大判の耐火煉瓦の後部はふさがっておらず、熱せられた空気が上部の部屋に流れてく構造になっています。大判煉瓦の上に3段耐火煉瓦を積み、ピザを焼く部屋を作り、その上に大判の耐火煉瓦2枚を載せ、煙突のパーツを載せ、空いた隙間を残りの耐火煉瓦でふさぎました。



4.ピザ生地検討
ピザの生地は普通、強力粉をメインに使います。上にチーズを載せたりもしますので、普通の生地にするとカロリー、糖質は若干高めになってしまいます。そこで、生地に低カロリーな食材を混ぜ込むことを検討しました。試した食材は大豆粉、おから、全粒粉、ふすま粉です。大豆粉、全粒粉を使うと食味をそれほど変えずにカロリーを少し落とすことができそうでした。おからを混ぜたものは美味しいのですが、生地がぼろぼろになりやすく、食べる時に崩れやすかったです。ふすま粉を混ぜたものは一番カロリー、糖質を抑えることができ、生地も崩れないので一番気に入りました。

5.ピザ焼き上げ


(↓2018年12月14日の福原農園instagramより↓)

摘花作業がほぼ終わったので、パートさんを招き、ピザパーティーを開きました。ふすま粉を使った生地で、野菜を使ったピザと、手作り豆乳ヨーグルトをかけたフルーツピザ、焼きリンゴ、焼き芋を作りました。このピザ窯は奥側ほど火力が高いので、半分ほど焼いたらピザを取りだし、奥手前の向きを反対にして再度入れ、続きを焼きました。焼き上がり、窯の天井にピザ生地を近づけると、天井の耐火煉瓦の熱で焦げ目をつけることができます。

上の段の部屋に煙がたまるようにレンガで蓋をすれば、燻製を作ることもできます。

(↓2019年9月6日の福原農園instagramより↓)












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