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房州びわと山の幸 福原農園は贈答用の房州びわを無農薬栽培している千葉県南房総市富浦町の房州びわ専業農家です。

福原農園で栽培している農作物

このページでは福原農園で栽培している農作物の写真を紹介しています。
福原農園はびわ専業農家なので、びわ以外の農作物の栽培規模は大きくありません。「旬の食材のご注文」による宅配や直売所での販売のほかは、自宅で食べる用に栽培しています。


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果樹  野菜  キノコ類  その他

果樹

房州びわ


福原農園は2010年くらいから房州びわの苗木の植え付けを積極的に進めており、2023年時点で500本以上の房州びわの木があります。小さめのびわの木をたくさん育てているような栽培形態を目指しており、毎年苗木の植え付けや農地の開拓を行っています。主な品種は大房、瑞穂で、田中も育てています。他のびわ屋さんと比較すると瑞穂の割合が大きいです。2012年からハウスびわの栽培も始めており、最近はハウスびわの出荷量も増えてきました。2023年時点では全体の3割弱がハウスびわになっています。露地びわは12月に花もぎ、3月に袋かけ、6月に収穫を行います。また、7月、9月、1月の年3回に分けて肥料を与えます。春〜秋にかけては1か月から2カ月おきに下草をハンマーナイフモアという草刈り機で砕き、土作りをします。最近、イノシシが房州びわの味を覚えてしまい、2006年くらいから山のイノシシが実を食べにくるようになってしまいました。そのため、収穫時期が近くなると周囲を電柵で囲うことも大切な仕事になってきました。房州びわには、カメムシ退治用に登録された農薬がありますが、福原農園では房州びわを育てるのに一切農薬を使用していません。房州びわは農薬を使わなくても栽培ができる数少ない果樹の一つです。(そのかわり、果実を一つ一つ袋で覆い、物理的に守らなければなりませんが・・・。)そのため、果実はもちろん、薬として使用する葉や種も、安心して口に入れることができます。栽培方法や品種、歴史については、「房州びわの歴史」「房州びわのご案内」「房州びわの品種」「房州びわの栽培方法」のページに詳しく載っていますのでご覧ください。また、房州びわの葉や種の使用方法は「房州びわの種、葉の効果と使用方法」のページをご覧ください。

甘夏


   ( 写真:収穫直後の甘夏 )
福原農園で作っている甘夏はカワノという品種です。4月〜7月が収穫時期です。肥料をやったり、摘果をする以外はあまり作業が必要ない、手のかからない農作物です。木が大きくなっているので、高枝ばさみを使ったり、木に登ったりして収穫します。最近はマーマレードを作って売り場に並べたりもしています。マーマレードのレシピは「甘夏を使ったレシピ集」で公開しています。



福原農園には5本の梅の木があり、毎年梅干しを作っています。特に最近は減塩で作った梅干しが直売所で好評です。塩を減らして酢を増やして漬けるのですが、(意外と)あまり違和感なく食べられます。一部は梅酢ジュースにしています。さっぱりしていて、あまり酸っぱさが気にならない飲み物です。

ヤマモモ


   ( 写真:色づく前のヤマモモ )
福原農園には1本だけヤマモモの木があります。果樹栽培の本には「雄花、雌花が別に咲く雌雄花なので、実を収穫するには両方の株を混植する必要があります。」と書いてあるのですが、毎年なぜかちゃんと実がなっています。年によっては収穫することを忘れてしまうこともありますが、たくさん収穫したらヤマモモ酒にします。薄めて飲むのですが、全然お酒っぽくなく、程よい甘みがあり、とても飲みやすい飲み物です。


ブルーベリー
ブルーベリー
   ( 写真:色づき始めたブルーベリー )
2009年からブルーベリーの苗を集めています。とても多くの品種があり、ホームセンターで見慣れない品種を買うのを繰り返していたら、50品種以上集まりました。ブルーベリーにはハイブッシュ系とラビットアイ系の2系統があり、同じ系統同士しか受粉しません。「ティフブルー」、「シャープブルー」、「ホームベル」、「フェスティバル」などの品種を育てています。同じ系統同士では、異品種を近くで栽培すると花つきがよくなるそうです。害虫が少なく、薬や手をかけずに育てることができます。土壌に対する適応性が低く、酸性の土でしか根をのばしません。そのため、ピートモスを土に混ぜて酸性にした土に植え付けます。1品種1本しかもっていないので、当分は実を収穫することより樹を大きくすることを大事にしたいです。挿し木で株数を増やすことができます。




栗は同じ品種同士ではうまく受粉ができません。そのため、福原農園でも「丹沢」、「筑波」、「利平」、「銀寄」、「石鎚」「森早生」、「とげなし栗」、「国見」、「紫峰」を育てています。受粉がうまくいくように、花が咲く時期になると栗の木の隣に違う品種の苗木を移動させます。福原農園で一番多い品種は「丹沢」です。イノシシが夜食べにくるため、以前は夕方と朝に栗拾いをしていましたが、今は防獣柵で周りを囲って守るようにしてイノシシの被害を防いでいます。



福原農園は、山林の中に何本もの柿の木があり、それ以外に、農地に植えた柿の木があります。世話をしているはずの、農地の柿の方が、山林の柿よりも、いつも出来が悪いのような気がするのは気のせいなのか・・・?まあ、まだ木が若いので、もう少し見守りたいと思います。たまに干し柿を作っています。

イチジク
イチジクの苗
アラビア南部が原産とされ、聖書にも登場する歴史の古い植物です。和名を「無花果」と書くように、花がほとんど目立たず、突然実が大きくなり始め、驚かされます。実付きもよく育てやすいのですが、寒さには弱いので、関東以北の地域では、鉢植えの方が管理しやすいと思います。福原農園では2012年に苗木を購入したのですが、その後枯れてしまいました。

レモン
四季なりレモン
 ( 写真:収穫前の四季なりレモン )
福原農園には1本だけレモンの木があります。最近まで日当たりの悪い場所に放置されていたのであまり実をつけませんでしたが、周囲の木を倒したりして日当たりを改善した結果、葉の数も増え、実をつけるようになってきました。福原農園のレモンは二季なり性で、とても長い期間、実をつけています。


デコポン
2009年に苗木を買いました。実の大きさは福原農園の柑橘類の中で最大です。正式な品種の名称は「不知火」といいますが、果実の形状から「デコポン」という一般名で呼ばれることが多いです。酸味が少なく、とても食べやすい味です。枝が細いせいか、風が強い日などに果実の重さで枝が折れてしまうことがあるようです。


柚子


柚子も甘夏同様、手があまりかからない農作物です。肥料をあげたり、周囲の草刈りをするくらいでしょうか。柑橘類の中では原種に近いので枝にはとげが生えており、高枝ばさみを使って収穫します。実が青いうちは青玉ゆずとして、黄色くなったら黄玉ゆずとして出荷していました。レシピは「ゆずを使ったレシピ集」で公開しています。砂糖と柚子だけで作れますので、見てみてくださいね。
現在はほとんどの柚の木は伐採してしまい、びわの木に植え替えてしまいました。


温州ミカン


福原農園では以前、4品種の温州みかんを育てていて、ミカン狩りも行っていました。最近はハクビシン、イノシシ、ヒヨドリの被害が大きくなってきたため、びわへの転作を進め、あまり沢山の木は残っていません。時々直売所などに出荷しています。

キンカン


数年前に1本だけ買ったポットの苗木が少し大きくなってきました。毎年2月位になるとかわいらしい黄色い実をたくさんつけます。他の柑橘系の実と違って、皮ごと食べます。果実よりも皮の部分の方が甘いです。そのため、生食以外にマーマレードやジャムに適しています。やはり、鳥の好物で、2月ごろはヒヨドリが木に常駐しています。姉の家族の子供には好評ですが、妹家族の子供にはあまり人気がありません。子供にとって評価が分かれる果物のようです。

プラム


スモモの一種で、左の写真のように赤い実がなります。熟してくると、皮の赤色が暗い色に変わっていき、果実の色も赤っぽく変わっていきます。果肉が赤くなった後の方が甘いのですが、それまで待っていると、ほとんど鳥に食べられてしまうので、収穫時期に少し悩んでしまいます。異品種が近くにないとうまく受粉しないので、同じスモモの仲間のソルダムを近くに植えてあります。7月下旬近くが収穫適期です。


サクランボ
リンゴより寒さには弱いのですが、どちらかというと涼しい機構の土地で、春に雨の少ないところが適しています。福原農園には何本かの桜の木があります。そのままではサクランボはできないのですが、違う品種の桜の枝を花の時期に近くに置いておくと受粉して写真のように実ができます。売られているようなりっぱなものにはなりませんが、鳥も好物なので、収穫は早いもの勝ちになります。

アボガド
森のバターを呼ばれる、栄養価の高い果実です。原産は南米の熱帯地方の常緑高木で、観葉植物としても人気があります。雄花と雌花の咲く時期がずれているため、1本の木では実がなりません。受粉させるために2品種は必要です。福原農園では、食べた後の種を4つまいたら、そのうち2つから芽が出てきました。品種は全く分からないので、違う品種だと良いのだけれど・・・。

ブドウ


   ( 写真:ブドウの苗木の新芽 )
日本では北海道から沖縄まで、広い地域で作られており、産地適応性が高い果樹です。世界で最も多く生産されている果実で、品種の数も多く、数千種類あると言われています。福原農園では、庭に当たる夏の日差しを和らげる為に巨峰を育ててぶどう棚を作りたいと考えています。


キウイフルーツ
キウイはオスの木とメスの木があり、両方ないと果実がつきません。収穫した直後は果実が硬いので、しばらく置いて、やわらかくなってから食べます。リンゴなどと同じ袋に入れておくと、リンゴから出るエチレンガスの影響で、やわらかくなるのが早くなります。つるが伸びるのがとても速く、たまにつるを整理しないと電信柱のかなり高いところまで伸びていってしまいます。現在は栽培を行っていません。

グーズベリー
まんまるの果実にうっすらと入る縦じま模様がかわいいグーズベリーはヨーロッパではかなりポピュラーな果実として親しまれており、ジャムなどの加工品として広く利用されています。和名はスグリと呼ばれています。生果は日持ちしないので、一般にはあまり流通していません。春に新梢から新しい若葉や花が芽吹きます。6〜7月果実は明るい黄緑色からだんだんと赤紫色に変化します。赤紫色の完熟果を生で食べると甘酸っぱく、口いっぱいにさわやかな香りが広がります。残念ながら苗木は枯れてしまいました。

野菜

食用菜花


福原農園では田んぼの裏作で食用菜花を作っています。主な品種は「花かざり」です。写真のような蕾を10cmくらいの長さに切り、出荷します。農協に出荷するときは四角くなるように束ね紙と輪ゴムで囲います。収穫が遅いと花が咲いてしまい、茎も硬くなってしまいます。蕾を収穫するとそのわきからまた次の芽がいくつも出てくるため、まめに収穫することがよい菜花を収穫するコツです。現在は自家消費用に畑で少し作っている程度で、出荷はしていません。

アスパラガス


福原農園の畑では毎年アスパラガスが収穫できます。地面の下に根がはっているため、種をまかなくてもそこから芽が出てきます。地面すれすれをハサミで切って収穫します。害虫にやられにくい農作物です。4月の終わりごろから収穫が始まります。

ストロベリー
2009年に、「幸の香」、「章姫」、「女峰」、「麗紅」、「宝交早生」、「紅ほっぺ」、「とちおとめ」など、33品種を購入しました。それぞれの株が5月にランナーを伸ばし、これによって、一時期、だいぶ株数が増えたのですが、病気が広がり、一気に株数が少なくなってしまいました。ちょっと育て方を失敗してしまった様です。福原農園ではまだ、栽培方法を試行錯誤している農作物です。

(プチ)トマト


南アメリカ原産で、多くの改良品種があり大果〜ミニトマト、果色も赤〜黄まであります。生育適温は25〜28℃、夜間でも15℃以上は必要で、32℃以上になると花粉の機能が低下して実つきが悪くなり、良果を得にくくなります。

水菜


大根


古くは中国を経て渡来してきましたが、原産地は中央〜東南アジアなど諸説があり、はっきりしません。冷涼な気候尾を好み、生育適温は15〜20℃で、寒さに強く暑さにはやや弱い性質です。改良品種が多く、収穫は初夏〜冬までの品種があります。

ゴーヤ


ショウガ


トウモロコシ


原産地はメキシコからアメリカで、高温と強い日照を好みます。生育適温は12〜35℃で、根が病気や害虫に強く、吸肥力は野菜の中ではもっとも強いとされています。家庭菜園向きの品種もいくつかあり、味の良い採りたての味覚が楽しめます。

白菜
原産地は中国で、代表的な冬野菜です。繊維がやわらかく淡白で、何にでも使えます。生育適温は15〜20℃で、冷涼な気候を好み、暑さも寒さも嫌うので栽培期間は秋から冬にかけてに限定されます。連作を嫌うので、2〜3年は間を開けます。

ホウレンソウ
原産地はコーカサス地方だと推定されています。冷涼な気候を好み、生育適温は15〜20℃です。寒さに強く0℃以下になっても耐えますが、暑さに弱いため20℃以上になると生育が悪くなります。また、野菜の中では酸性土にもっとも弱いので、事前に石灰資材をまいておいた方がいいです。

ネギ


中国南西部原産で冷涼な気候を好みます。生育適温は15〜25℃ですが、寒さや暑さに強く、種子まきは春まきと秋まきができます。土中に深く育てて白根を利用する根深ネギと緑葉を利用する葉ネギがあり、関東では根深ネギ、関西では葉ネギが中心です。福原農園は関東にありますが、土寄せを熱心にやっていないので葉ネギに近くなってしまっています。

カブ
日本には縄文時代の後期に渡来したといわれる古い野菜で、暑さに弱く生育適温は「15〜20℃です。栽培地に特有の品種や大〜小型までの品種が多くあり、形や色も様々です。耐寒性はかなりありますが、品種間格差が大きいので適したものを育てます。

ブロッコリー

スティックブロッコリー



カリフラワー


ヨーロッパ原産のキャベツの仲間で、花蕾食用にします。ブロッコリーは緑色の野菜ですが、突然変異で白化したのがカリフラワーです。生育適温は18〜20℃で、25℃で生育が劣り、5℃で生長が停止します。花蕾の発育適温は10〜15℃です。

カボチャ


菊芋


ピーマン


南アメリカ原産で、ピーマンやシシトウの仲間は同じナス科で連作を嫌います。唐辛子は辛味種ですが、ピーマンやシシトウは同じ甘味種です。生育適温は25〜30℃と高めで高温を好み、低温では生育や着果が悪くなります。

ソラマメ


福原農園の田んぼの一枚は最近、土を入れて畑になりました。マメ科の植物は空気中の窒素から自分で肥料をつくることができるため、この畑では土作りを兼ねてソラマメ、枝豆を作っています。ソラマメは最初、苗の本数も少なかったのですが、種をとって増やしていった結果、だいぶ苗の数が増えました。現在は空豆の栽培は行っていません。

枝豆
ソラマメと同じ畑で枝豆を作っています。今年は植え付けるのが少し遅く、秋に出荷することになってしまいましたが、直売所では好評をいただきました。
現在は畑で栽培して枝豆として食べたり、大豆から味噌を作ったりしています。


ラディッシュ


短期で収穫できるので二十日大根の別名があるヨーロッパ系の大根です。かつては赤丸形が中心でしたが、近年は形や色の異なる数多くの品種が導入、育成されています。サラダの彩りに最適です。福原農園では、(というか私は)収穫したものをすぐに水で洗い、根の先端だけとって葉ごとそのまま食べてしまいます。そのため、出荷どころか、まだ食卓にものぼったことはありません。それくらい、採れたてを生で食べるのはおいしいです。

鷹の爪
辛味野菜として広く親しまれている果菜です。生育適温は25〜30℃と高めなので、畑に植え付けるのは十分に温かくなってからにしますが、生育するとかなり低温にも耐えるので晩秋まで収穫できます。果実を乾燥させて使うタカノツメなどの品種の他に、葉トウガラシに適した品種もあります。また、写真のように果実がカラフルなので、観賞用の品種もあります。

エシャレット
中国原産のラッキョウです。ラッキョウが球根部を利用するのに対して、エシャレットは栽培方法を変えて、葉つきの若どりを利用する野菜です。ラッキョウは漬物が代表的な利用法ですが、エシャレットはそのまま生食しても、酒の肴によくあいます。福原農園でも、味噌をちょっとつけて、酒のつまみにしています。

キャベツ
ヨーロッパ原産で、冷涼な気候を好み、生育適温は15〜25℃と低いです。寒さに強いのですが暑さに弱く、連作を嫌います。広い地域で栽培可能ですが、真夏によい球を収穫するためには高冷地などでないと難しくなります。春まき種、夏まき種、秋まき種、四季まき種があり、地域にあった品種を適切適切な時期に育てるようにします。温暖地や寒冷地、中間地にはそれぞれ適した品種があるので、うまく使い分けるといいと思います。青虫、ヨトウムシの大好きな野菜なので、ネットで囲って防虫対策をしないと葉を穴だらけにされてしまいます。

ナス


インド原産で高温を好み、生育温度は25〜30℃で、乾燥を嫌います。果実の着色は日光に敏感で、光が不足すると色が悪くなります。薄く切って炒めたり、マーボナスにしたり、漬物にしたりと用途が広く、沢山あっても困らない野菜です。夏に株が弱ってきた場合は枝を切り戻し、追肥をすると新しい芽がでてきて、また収穫できるようになります。

サニーレタス


リーフレタス

ちりめんちしゃとも呼ばれ葉にちぢれのある不結球レタスです。冷涼な気候を好みますが、玉レタスと比べると、耐暑、耐寒性がかなり強いです。高温・長日下で種まきをするととう立ちしやすいので、夏まきはまき時を誤らないようにする必要があります。上のキャベツとは対照的に、虫に強く、左のリーフレタスもそういう意味では作りやすい野菜です。下の葉から収穫し、サラダなどにします。

シソ
中国南西部やヒマラヤ地方が原産の香辛野菜で、日本では平安時代以前から栽培されていたといわれる最も古い野菜の一つです。刻んで薬味として使用したり、そのまま天ぷらにしたりします。肉との相性がよく、シソを1枚巻くだけで、さっぱりと食べられるようになります。生育適温は25℃前後と高めで、夏の乾燥や冬の霜にも弱いのですが、こぼれ種子で発芽するほど発芽力は旺盛です。左の写真は夏の猛暑の中のシソです。他の野菜が元気をなくしている中、とても元気です。繁殖力は旺盛で、福原農園周辺では雑草に交じって畔道にも生えています。

サトイモ


サツマイモ


原産地はメキシコで、生育適温は20〜30℃と高く、乾燥によく耐え強光や酸性にも強く石灰分による中和も不要です。連作を嫌がらず、土の適応性も広いのですが、イモの肥大には耕土が深く通気性が良いことが必要です。家庭菜園向きの品種もあります。最近では鹿児島原産の安納芋が人気なようです。福原農園では使わない鍋に石を敷き詰め、石焼き芋を作ったりします。

キノコ類

シイタケ


福原農園は原木からシイタケを作っています。1〜2月位に原木を切り、駒打ちします。持ち運びができる大きさにのこぎりやチェーンソーで切り、ドリルで穴をあけ、駒を入れ、ハンマーで打ちつけます。その原木を横にして積み上げていきます。1年後、シイタケが出てきた原木は斜めに立てかけます。2年目から本格的に収穫できます。直売所で好評をいただいているので、現在は急ピッチで原木の数を増やしているところです。収穫時期は11月〜4月位。雨が降ると、水を吸って急に大きくなります。その直後はやわらかいので、しばらくして、少し硬くなってから収穫します。また、山の中の天然シイタケも収穫しています。菌床シイタケの栽培も2010年、始めてみましたが・・・。やっぱり、原木シイタケの方がうまみが濃厚で、おいしいみたいです。「原木シイタケが採れるまで」のページで作業の様子などを公開しています。

ナメコ
ナメコも少し出てきました。この後、柄が伸び、傘が広がって、色も少し薄くなります。シイタケやヒラタケ同様に、駒打ちしてから約2年たって出てきています。しかし、福原農園がある千葉県南部では、ナメコの原木栽培は難しいのかもしれません。隣に置いてあるシイタケの原木から飛んでくるシイタケ菌の勢力が強く、ナメコの原木からシイタケが出てくるようになり、その数を増やしています。2年目は原木からナメコが出てきたのですが、その後はシイタケが出てくるようになってしまいました。

ヒラタケ
福原農園では、シイタケ以外(クリタケ、アラゲキクラゲ、タモギタケ、ヒラタケ、ナメコ)の原木作りを試しています。ヒラタケは少し出てきました。上の面は光沢がある灰色で、下の面は白色。きれいなキノコです。駒打ちをしてから出てくるまで、約2年かかっています。下のナメコと同様に、原木がシイタケ菌に浸食されてきています。

その他

水仙


12月になると段々畑の段になっているところに水仙の花が咲きます。水仙の球根を間隔をあけて植え付けておくと、あとは世話をしなくても自然に増えていきます。地面すれすれの「はかま」と言われる白い部分を切って収穫します。栽培種よりも香りが強いです。イノシシが地面を掘り返すときに一緒に倒されてしまうので、イノシシが来ないところに避難させています。


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